山本博文の北ルソン・コーヒー探訪記⑪

農園からおしゃれカフェまでコーヒーな日々

 

「あっ」という間に、前回の更新から3ヶ月が経ってしまいました。ごめんないさい。なんかいろいろありました。ほんといろいろと。4月、5月は毎日朝8時から夕方5時まで、コーヒー農園で、苗場を作ったり、カットバックという、コーヒーの木を若返らせるために一度ノコギリなんかで根元から切ってしまう方法をやったり、接ぎ木の練習をしたり、耕したりしていました。家に帰ると満身創痍ですぐに眠くなり、目が覚めると朝。また農園へ行って…といった日々でした。

 またそれ以外に、JICAのプロジェクトに参加する事となり、ボクがいる地域、山岳地帯のコーヒーをプロモートします。この地域には6つの州があり、今回は、それぞれの州からブレンドコーヒーを販売します。そのプロジェクトのために、朝から晩まで焙煎して、香味検査をして、ブレンドの配合率を決めてと、バタバタしていました。

 

 このプロジェクトが始まる前に、一旦、日本へも帰りました。神戸市です。今回の目的は「太って帰る」でしたので、ずーーーっと食べてました。4キロ太りました。ふふ。食べ過ぎです。以前の会社のお客さんと会って、一日中コーヒーの話、焙煎時間がどうとか、今後のコーヒー業界はどうのこうのとか、アイスコーヒーのブレンドは…等々。久しぶりの日本は楽しかったです。ただ、サバの塩焼きを食べ忘れてます。誰かフィリピンへ来る人は、よろしくお願いします(笑)。

 

 

さて、他にもあります。マニラの自家焙煎カフェの人から、他の国の豆を持ってきてと頼まれていたので、約20キロ。10種類以上の豆をトランクに詰めて持って来ました。Qグレーダーとよばれるコーヒーの香味を評価する資格がありまして、それを取得したいから、いろいろな国の豆でトレーニングがしたいということでした。フィリピンに帰ってすぐ、それらを焙煎して、日本のカフェ以上にオシャレなことにびっくりしながら、トレーニングのセッションを行い、CGNの反町先生とリリー先生と一緒にいろいろと味見をしました。 

 そして、それが終わったら、すぐにCGNの卸し先エンパイア・コーヒーへ行って、またもやオシャレなカフェに感動しつつ、キティーちゃんのラッピングカーでバスターミナルまで送ってもらい、無事バギオについたのでした。現在は、反町さんの団体と共同で、コーヒーの精選行程のハンドブックを作成中です。いいものができるように頑張ってます。なんかも~~~、バタバタです。今後は、暇を見つけて、新しい事柄も書きながら、さっきお伝えしたそれぞれの出来事をもう少し詳しく、掲載しようと思います。ではでは。

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コメント: 2
  • #1

    珈琲生活館 (水曜日, 02 7月 2014 10:34)

    いろいろ頑張っていますね。そちらでの、焙煎機ちょっと興味があります。最近ようやく自分の焙煎に必要とする基本的なことが理解できた感があり、自分なりに自分の焙煎機のおかれている状況内でルールができかかっています。そんなこんなでいろいろな生豆をみてみたい。そして精製行程を深く知りたい。
    是非精製行程のハンドブックを見てみたいです。
    楽しみにしています。

  • #2

    Taslim Ahammed (水曜日, 02 7月 2014 14:41)

    I think it is very nice..